お正月
毎度のことではありますが 年末ぎりぎり一杯まで
いつにない雑用の洪水に翻弄され 年賀状の束を
握って郵便局に走り、いくつかの年末の御挨拶の
呑み方をこなして やっとの思いで正月の安らぎに
たどり着きます。
今年の安らぎは1月2日からでした。
私の正月は阿蘇の山中に建てた隠れ家にこもって
大工のまねごとをしたり 燻製をつくったり ただ
ぼんやりと景色を眺めながら呑んだくれたりの
日々を過ごす数日の完全休日です。

これが秘密の隠れ家。
そこからの景色が次の写真。

そうなんです。今年は年末の降雪で阿蘇は雪景色
だったんです。それもとっても寒い正真正銘の冬そのもの
でした。
これは私にとってはベストコンディションの天気でした。
クリスマスが終わったころ仕込んでおいたアラスカ産の
鮭を燻製にするのに気温は低いほどgoodだからです。
調味液に漬け込んだ鮭を阿蘇の井戸水でさらして
塩抜きし、余分なところを掃除して風乾します。


寒風吹きすさぶ中、丸一昼夜吊るしておいた奴を
燻煙室に入れ山桜をメインに調合したチップで燻すこと
7時間×4回・・・・計30時間足らずの工程です。

地面に置いてある鉄の箱はチップの燃焼室、
銀色のアルミダクトを通して煙の温度を下げて
燻煙室に煙を送ります。

ついでに用意したベーコン用の豚バラも一緒に
ぶらさげます。
50時間を越える長い戦いの成果が
たったこれだけのスモークサーモンとベーコン
でした。
サーモンはこれから3日ほど冷蔵庫で寝かせたら
食べ頃になります。


